お父さん・お母さんになられる方も、お手伝いする私たち、医療スタッフも、みんな、元気な赤ちゃんが生まれることを望んでいます。
ところが実際には生まれた後、脳性麻痺になってしまう赤ちゃんがいます。
そこで2009年1月1日以降の出産に対してからですが、生まれた赤ちゃんが重症の脳性麻痺と診断された場合、看護・介護に必要な補償金がもらえ、第三者で組織する委員会で「どうして脳性麻痺になったのか」という原因を分析し、同じようなことがないように、産科医療の質の向上を図ることを目的とした制度、「産科医療補償制度」をスタートさせました。
分娩を取り扱う病院、診療所、助産所といった医療機関のほとんどが加入しており、運営は公益財団法人日本医療機能評価機構が行なっています。
産科医療補償制度の詳細は日本医療機能評価機構のホームページを参照してください。

日本医療機能評価機構のホームページ(http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/info/)

阿南共栄病院  和泉佳彦

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